楽天軒本店が、我が国で初めて本格的に天津甘栗を
つくり商う四店のうちの一店として暖簾を上げたの
は明治三十一年。その後、第一回全国勧業博覧会出
展を契機に、広く知られるようになりました。大正
三年には千日前楽天地に店を構え、それを縁に屋号
も楽天軒本店に・・・昭和の初め、現在の道頓堀千
日前角に移転。以来、道頓堀が演劇街としてにぎわ
うにつれ、浪花五座の芝居見物といえば土産は楽天
軒本店の天津甘栗が決まりものとなりました。大店
の旦那衆や奥様方のご贔屓を賜ったのもこのころが
全盛期。
楽天軒が商う栗は、今も昔も最も品質がいいといわ
れる中国河北省燕山山脈麗で彩られる純正天津甘栗
。中国の当社専用加工場で加工し、選別工程でもほ
ぼ三割をはねるという厳しい吟味の下お届けしてお
ります。天津甘栗と聞けば思い浮かぶあの赤袋も、
手前共の考案になるものです。